視野を広げて
様々なことを把握して
「集中」と「選択」をしよう
確かにそれはわかるけど
「視野」を広げるって
そもそも、どうすればいいのか
よくわからないのが実態
なのではないでしょうか?
「視野」とは何でしょうか?
私はこう考えています。
例えば、
ジクソーパズルを思い浮かべて
みてください。
パズルの一つのピースを
見つめていても
全体がどうなっているのかは
皆目、検討もつきません。
いくつかのピースを
少しずつ、かたまりにしていくことで
その部分に描かれているものが何なのか
おおよその検討がつけていく。
そして、
また別の部分で、かたまりを作って
その部分に何があるのかを探っていく。
部分的な塊を作っていくという
作業を繰り返すことによって
ある時、かたまり同士の関係性が
「なるほど!こういう位置関係なんだ!!」
とわかる瞬間がきます。
一つの関係性がわかると
次の関係性がわかるようになる。
複数のかたまりが、
つながっていくことで、はじめて、
全体像がおぼろげながら
わかってきたりする。
つまり、
ただ、単純に「視野」を広げようと
バラバラのピースが全部見えるように
「視点」を遠ざけてみても
それぞれのピースは、
相変わらずバラバラのままなので
なんの意味も読み取ることはできません。
大切なことは
意味のわかる”かたまり”を作っていくこと
少ない情報で、意味を予想するためには
知識量と経験値も必要になってきます。
ビジネスに置き換えてみると
ピースを集めて
”かたまり”を作ってみることは
情報を集めて一つの考え方
自分なりの視点を作ることに似ています。
そして、
別の”かたまり”を作る際に
あの人ならどう考えるだろう
という別の視点を持ってみることです。
例えば、
あのお客さんだったら
どうするだろう?
別のお客さんだったら
どう考えるだろう?
自分以外のいくつもの視点で
それぞれ別の考え方をしてみることによって
ビジネス全体を
複数の視点で見ることが
できるようになります。
複数ある、それぞれの視点から
自分のビジネスが
どのように見えるのか?
それを知ることが
『客観視をする』ということ。
自分がどう考えるか、
どうしたいのか、だけでは
ビジネスは決して広がっては行きません。
なぜなら、
ビジネスは人と人との
『関係性』の中で育つものだから
自分がいて、お客さんがいて、
ビジネスパートナーがいて
その誰もが豊かに幸せになることが
本当の意味での
『ビジネスの成功』なのかもしれません。
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人生の経営者になる
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ビジネスは、
生活の一部であり
人生の一部でもあります。
仕事だけの都合で
生活にしわ寄せをしたり
人生を窮屈な状態にしてはいませんか?
人生全体という視野を広く見ながら
その時々に大切になる
『視点』を柔軟に移動できること
それが
人生の経営には必要なスキル
なのかもしれません。