頭の中で思考が錯綜して
何かを考えているはずなのに
別の何かが気になって仕方がない
かといって
その別の何かを考えようとすると
また別の何かが気になる
結局、ずっと思考を回しているのに
一つもまとまらない。
まとまらないことに意識が向くと
イライラするし、
時間ばかり立って
何もできていない自分に
無性に腹が立ったりする
こんな状態に
なったことはありませんか?
サラリーマンの頃は、
いつも、こんな感じでした。
マルチタスクをするのが
当たり前だったし、
色んなことを、同時に考え
答えを出していくことに
一種のあこがれのようなものを
感じていました。
聖徳太子まではいかないけど
5人ぐらいから
同時に何か聞かれても、
答えを出せるという
妙な自信さえありました。
でも、、
起業して、
自分でビジネスを設計する時は
一つ一つのことを
きちんと考えておかないと
後でなにかと困ることになる
ということも学びました。
もちろん
とりあえず、右か、左
という決断を迫られる時もあります。
そういう時は
『どちらを選んでも正解』なのですから
とりあえずの判断をしてもいい。
でも、
大きな方向性を動かす時は、
考えられることは、全部、
考えておいた方がいい。
可能性も、
リスクも、
直接的な成果も、
間接的な影響も、
全部の要素を出して
どうなるかをシミュレーションして
それから、
自分で決断する。
もちろん、正解はないし
シミュレーション通りに
現実が推移するとは
限らないのだけれど
良く考えた末の結論だと
決めた後の『迷い』が
無くなるように思えるのです。。
ただ、
目の前のことに追われて
何かに急かされている時は、
ついつい、深く考えられなくなる。
何かを考えていると
別の何かが気になる
別の何かに気を取られていると
まったく別のことが浮かんでくる
そして、何も結論を出せない
という
『思考の悪循環』に
追い込まれてしまう。
こんな時は、
思い切って、一旦、全部、
考えることを止めてしまうのも
一つの方法です。
昔の人は、良いことを言っています。
『下手な考え休むに似たり』
確かにそうだよなぁ・・
いくら考えても
結論を出せない状態に
追い込まれているんだから
それ以上、考えても無駄。
つまり、
ゆっくり休んで、
頭の中をクリアにして
それから
一つ、一つ
結論を出していけばいい。
ビジネスの現場でも
同じです。
集客がうまくいかない
やばい!
すぐに広告費をあげて
アクセスをふやさなければ・・
こんな思考が思い浮かぶとしtら
刺激反応的な経営を
していると言わざるを得ません。
集客が上手くいかない、
というなら
上手くいっている時と
何が違うのか?
データに基づいた
現状分析が最初にあるべき。
もし、データが取れるように
なっていないのなら、
データを取る仕組みを作ることが
最初に必要なことかもしれません。
何が悪いかがわかれば
対処をすることが出来ます。
でも、何が悪いかわからないけど
とにかく、なんとかしなければ・・
と思いつくままに対処をしても
効果のないことに
無駄な経費を突っ込むだけに
なりかねません。
経営を回していくためには
何を指標として
ビジネスの健康状態を計るのか
どの数値が、どの範囲に入っていれば
ビジネスは健康だと言えるのか
その設計を、最初にすることが
『安定した経営』への第一歩と
言えるのかもしれません。
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人生の経営者になる
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人生の経営において
何がどうなっていることが
大切ですか?
それは、
誰かが決めた基準ではなく
自分自身がこう在りたい
と望む状態を
明確に定義しておくことが
必要なのかもしれません。
あなたは
どんな状態なら
『幸せ』を感じますか?